白鵬の天皇賜杯発言と顛末と人気。

平成22年度の名古屋場所白鵬が優勝したあとの発言を、日本人力士か朝青龍あたりが口にしていたら、きっとなに催促してるんだよ!みたいな反応で溢れていたと思う。

http://www.nhk.or.jp/news/html/20100803/t10013140351000.html

天皇陛下 白鵬にねぎらい
8月3日 19時22分 動画あり

天皇陛下は、野球賭博が問題となるなかで開かれた大相撲名古屋場所で全勝優勝を果たし、史上3位の連勝記録を達成した横綱白鵬に対し、侍従長を通じて、ねぎらいとお祝いの気持ちを伝えられました。

これは3日、川島裕侍従長からの書簡として日本相撲協会の村山弘義理事長代行に届けられました。それによりますと、天皇陛下は、先月行われた大相撲名古屋場所で、横綱白鵬が困難な状況にありながら、連日精励奮闘して全勝優勝を果たしたことや、連勝記録を47に伸ばし、昭和以降では史上3位となったことについて、ねぎらいとお祝いの気持ちを表されたということです。そのうえで、今後とも元気に活躍するよう願っていると激励されたということです。宮内庁によりますと、書簡は名古屋場所のあとモンゴルに帰国していた白鵬が、2日、日本に戻るのを待って届けられたということで、天皇陛下が大相撲の優勝力士に対し、こうした形で気持ちを示されるのは異例のことです。天皇陛下は、毎年のように東京・両国で開催される大相撲の観戦に出かけるなど、父親の昭和天皇同様、大相撲に関心を寄せられています。側近の1人は、今回の伝達について、天皇陛下自身の発案だと明かしたうえで「大相撲を長年、大切に考えてきた陛下は、野球賭博をめぐる問題を大変心配されていた。そうしたなかでの白鵬の頑張りに対し、何とかお気持ちを伝えたいと思われたのだと思う」と話しています。天皇陛下からのねぎらいとお祝いの気持ちを書簡で伝えられた横綱白鵬は、「これ以上のことはないです。名古屋場所の千秋楽では賜杯を受け取れず悲しい気持ちから涙を流しましたが、今回は心から喜んでいます」と話しました。大相撲の野球賭博問題で、日本相撲協会は、名古屋場所での天皇賜杯など、幕内で優勝した力士への表彰を辞退していました。